【ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない】解説と感想

みなさん、こんにちは!
なかじんです!

今回は、「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」をレビューしていきます!←それにしてもタイトル長いわ。。。

日本でもここ最近ずっと問題になっているブラック会社。
パワハラにセクハラ、サービス残業、長時間労働に休みがないなど挙げるとキリがありません。。。

海外の人は日本のこういう働き方にドン引きしており、日本では働きたくない人がたくさんいるという意見もあります。

そんな日本のブラック会社をコミカルにもシビアにも描いた作品で、観る人が疲れないような作品でした!
それでは早速作品をご紹介していきます!

※この記事は作品のネタバレを含んでいますのでご注意ください。

こんな方におすすめ

  • ブラック会社で働いている
  • 仕事辞めたいと思ってる人
  • 仕事ってなんのためにするのかわからない人

あらすじ

ニート生活を送ってきた26歳のマ男(小池徹平)は母親を亡くし、一念発起して情報処理の資格を取得する。不況のご時世の中、必死で就職活動をするものの試験に落ち続け、最終的にパスしたのはとんでもない問題企業だった。彼は初出社当日から当然のようにサービス残業をさせられ、その状態が毎日続いていく。

シネマトゥデイ

 

キャスト紹介

  • マ男(大根田真男):小池徹平
  • 中西さん(中西亜矢子):マイコ
  • リーダー(阿部道大):品川祐
  • 藤田さん(藤田巧己):田辺誠一
  • 上原さん(上原学):中村靖日
  • 木村(木村翔太):田中圭
  • 井出(井出哲也):池田鉄洋

 

解説(※ネタバレあり)

この映画が公開されたのが2009年なので今から10年以上も前に公開された作品なのにあまり時代のギャップを感じず感情移入できましたね。

10年以上も前からブラック会社は問題になっていて今でもメディアで取り扱っていたりしますもんね。。。怖い怖い

さて、前置きはここまでにして本編の解説としましょうか!

この映画は2ちゃんねるのスレッドに書かれた「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」を元に製作された映画です。

スレッドを立てる数年前、いじめにより高校を中退し最終学歴は中卒の男がいた。
しかも10年近くのニート歴をもつベテランニート。

母親の事故死をきっかけに就職を決意して就職活動を開始します。

主人公はプログラマーの国家資格を武器に就活をしますが、中卒のベテランニートということでことごとく不採用に。
諦めかけていた時、ある1つの企業の社長が親身に話を聞いて黒井システム株式会社に採用されることになります。

しかし、彼がやっとのことで入社した会社は世間でいう「ブラック会社」でした。

入社当日から残業(もちろんサービス残業)を強いられ過酷な労働が始まります。

出身は?と聞かれた主人公は早稲田と答えますがそれは実家のある場所で出身大学ではないのに周りは早稲田大学出身と勘違いします。

この会社に勤める人間のキャラもとてつもなく濃い人ばかり。

仕事は出来ないくせに部下たちに仕事を押し付け、口癖は「バーカ」の傲慢かつ独裁的な性格の通称「リーダー」。

リーダー同様仕事も出来ない上に空気も読めずアニメばかりに夢中になってリーダーに媚びる「井出」。

そして実力はあるけどリーダーたちにいじめられ気弱で喋れない「上原」。

社内だけでなく取引先の人間もめちゃくちゃな納期を押し付けてくる。

そんな主人公「マ男」にとって唯一の味方で神様みたいな存在の「藤田」。

藤田は神様と覚えてくれればこの作品は大体OKです笑

入社してすぐに無理難題な仕事を押し付けられた主人公は、「デスマ=デスマーチ=死の行進」に放り込まれ自分がブラック会社に入ってしまったと認識します。

「自分には後が無い」と必死で乗り超え、社長の提案で入社2週間目でプロジェクトリーダーに抜擢されます。

初日から設計書の読み方すらもわからない主人公ですが周りに聞いてもわからないという絶望の状況で自分で調べて完成させるという天才ぶり。
いや、もう必死だったんでしょうね。
何かに取り憑かれたようにコードをひたすら打ち込んでいたのが想像できます_:(´ཀ`」 ∠):

今回のプロジェクトは普通なら220日かかる仕事をたったの30日で仕上げるというめちゃくちゃなプロジェクトを任されます。
途中に派遣社員の「中西」という女性も加わりプロジェクトを進めますが問題だらけ。。。

ここでも、主人公は力を発揮し「藤田」にも支えてもらいながら全員でプロジェクトを成功させます。

ブラック会社ではあるものの、主人公の「マ男」はなんだかんだ会社に馴染んでいきます。

そんなある日、大手企業で勤めていたエリートの木村が入社してきます。
なぜ、こんなエリートがわざわざ弱小企業に?とみんな疑問に思います。

教育係を任された「マ男」はその秘密を知ることになります。

それは、木村は30歳までに起業したいと考えており零細企業を乗っ取るのが1番早いというとんでもない野心家の人間やったんです!

しかも木村が入社してすぐに事件は起こります。

主人公の「マ男」の経歴がバレてしまったことです。

リーダーや井出のみならず他の仲間からも白い目で見られるようになり「マ男」は自分の居場所がなくなり精神的に追い込まれます。

そんな時に声をかけてくれたのがやはり「藤田」でした。

マ男は仕事を続けますが、新入社員の木村がとんでもない案件を持ってきます。
史上最悪のデスマが始まり社員たちは疲弊していきます。

マ男もボロボロになりかけていた頃父親のガンを知らされます。
病院から戻ったマ男は社長と藤田が二人で話をしているのを聞き、藤田が退職することを知ります。

唯一の支えであった藤田が退職するとなってマ男も今まで溜まっていたストレスを社員たちに爆発させます。
会社を飛び出したマ男は父親の病院に向かいます。

父親の病院にいたマ男に中西が訪ねてきます。
そして、藤田に告白するも振られ藤田の過去の話を聞かされたと語ります。

藤田には自分を支えてくれる彼女がいました。
彼女も実はブラック会社に勤務しており、苦しんで最後は命を絶ってしまいました。

藤田はブラック会社で働くことで何もできなかった彼女のために、働いていました。
その話を聞いたマ男は会社に戻り仕事を始めます。

全員が一丸となった結果、プロジェクトは見事成功に終わります。

ここでの経験や出会いを通して成長したマ男は「まだ俺は頑張れるかもしれない」と、過去の自分と決別します。

感想

この映画では事細かにブラック会社の1日を映しているわけではないけど、朝から次の日の朝までひたすらPC画面とにらめっこ。

コメディも少し入っているので、そこまで「死」というものを感じなかったけど実際働いている人は死人同然だったんだろうなという印象。

ブラックで働いている人はなぜ辞めないんだろうと。
辞めたらいいやん!って思う方もたくさんいると思いますが、この主人公のように家庭の問題や自分の過去の経歴により他では採用してくれない。みたいな背景があるみたいですね。

ただ、この主人公が幸運なのは藤田さんという心の支えがあったこと。

実際、ブラックでなくとも藤田みたいな人物とはそうそう出会えるものではないですよね。

最後は今まで傲慢で独裁的な姿勢を持っていたリーダーも井出も協力してプロジェクトを完成させたといういい話風に終わりましたが僕は納得いきません。笑

ブラック会社で勤めてるけどなんだかんだいいこともあるよ!ってメッセージを伝えちゃうと、ブラックで働いている人にとって前向きにはならないと思うんですよね。。。

僕はブラック会社で心身ともに疲弊して病んじゃう前に潔く辞めたらいいと思います。

人生一回きりやし、そんな会社で頑張ろうと思わなくていいです。

とブラック気味の会社で働いている僕が言うのもおかしいですが・・・

ではまた次回!
もしこの記事を読んでくれた方がいたらほんまに感謝です!!!